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〈誕生日記念〉Wall Street Journal 記事訳「ソチ・オリンピック:日本の羽生がフィギュアスケート男子シングルで金メダルを獲得」(2014.2.15)

12月7日は羽生選手の20歳の誕生日。
今年から、ついに国民の祝日に制定されましたね!
おかげで月曜は代休……え? ちがう? されてない? ……おかしいなあ。
それはともかく、お誕生日おめでとうございます!
羽生選手が故郷の町で穏やかでなごやかな誕生日がすごせていますように。

さて、リクエストをいただいておきながら、すっかりお待たせしてしまいました。
お誕生日記念ということで、ソチ・オリンピックのときのWall Street Journalの記事をご紹介します。
すでに10か月前の記事ですし、羽生選手成分は少なめですが、よかったらどうぞ。

ウォール・ストリート・ジャーナル
ソチ・オリンピック:日本の羽生がフィギュアスケート男子シングルで金メダル獲得
カナダのチャンが銀メダル、カザフスタンのテンが銅メダル

ベッツィー・マッキー、ピア・キャットン著

WSJ1.png
ロシア、ソチ 19歳の日本の羽生結弦(ズーマ・プレス)

2月14日、羽生結弦はフィギュアスケート男子シングルで日本初の金メダルを獲得した。この大会で明らかになったのは、フィギュアスケートに求められるレベルがますます高くなっていく現在、あらたな国が強豪国として台頭してきたということだ。

この30年間、男子シングルの表彰台の中央は、ほぼアメリカとロシアのスケーターに占められてきた。しかし、この日は、2カ国ともメダルに手が届かなかった。その代わり、カナダのパトリック・チャンが銀メダルを獲得し、カザフスタンのデニス・テンが驚きの銅メダルを獲得した。いまのところ、カザフスタンでは唯一のオリンピック・メダルだ。

日本の羽生は19歳で、1948年サンモリッツ・オリンピックにおいて18歳で金メダルを獲得したアメリカのディック・バトンに次ぐ、若き金メダリストとなった。

この夜、選手たちが滑ったプログラムには、大きなジャンプがいくつも組み込まれており、同時に、大きな転倒もいくつか見られた。フィギュアスケートに求められるレベルがいかに高くなり、完璧な演技を行なうことがいかにむずかしくなってきたかがわかる。新しいISUジャッジングシステムのもと、選手たちは4回転ジャンプにまったく挑戦しないよりは、組み込む傾向にある。それによって、芸術性が失われ、着氷の乱れや転倒によってプログラムが損なわれると批判する者もいる。

今回、金メダルを争うライバルとなった羽生とチャンは、ふたりともフリープログラムでミスをした。そのため、どちらが失敗が少ないかという争いとなった。羽生は『ロミオとジュリエット』で2回、転倒したが、『四季』と『クリスマス協奏曲』を使用したチャンは4回転トウループとトリプル・アクセル、そのほかの要素でもミスをした。その結果、羽生の点数を抜いて、カナダ初の男子シングル金メダリストに輝くことはできなかった。

「せっかくのチャンスを逃したのはわかっています」とチャン。

失敗の一因は、オリンピック・サイズの緊張である。

「ぼくたちは、みんな、人間です」とチャン。「ショーン・ホワイトですら、ミスをする。あいにく、ぼくのほうがミスがひとつ多かった」(※1)

チャンのコーチ、キャシー・ジョンソンは、彼の演技が乱れたのは集中力を欠いたからだという。「このレベルになると、なにかがうまくいかないときは身体的な問題ではありません。精神的な集中力の欠如が原因です」

羽生は冒頭のミスのあとにネガティブな感情を振り払うのに苦労したという。「金メダルについて考えないようにしていましたが、プレッシャーがあまりに大きくて、そこから目をそらすことができませんでした」

「自分の演技には満足していませんが、リンクでは自分にできるすべてを出しきりました」と羽生。

2度の転倒にもかかわらず、羽生が勝利をおさめたのは、日本がフィギュアスケートの強豪国になりつつあることを示している。日本には、男女ともにトップレベルの選手が揃っている。男子シングル6位までのうち、半分を日本人選手が占めた。そして来週には、日本のトップ選手の浅田真央が長年のライバルであるキム・ヨナと女子シングルで金メダル争いを繰り広げるだろう。

これまで、男子シングルでオリンピックのメダルを獲得した日本人選手は、髙橋大輔だけだった。彼は2010年に銅メダルを獲得している。ソチでは6位に終わった。

23歳のチャンは、フィギュアスケートにおける、カナダの不運の伝統を引き継ぐこととなり、3人めのカナダ人銀メダリストとなった。1984年と1988年には羽生のコーチであるブライアン・オーサーが、1994年と1998年にはエルヴィス・ストイコが銀メダルを獲得している。そのほか、カナダは男子シングルで銅メダルを2個、獲得している。

WSJ2.png
2014ソチ・オリンピック、アイスバーグ・スケーティング・パレスにて男子シングルでフリープログラムを滑る日本の羽生結弦(ゲッティ・イメージズ)

この夜、驚かせてくれたのは、元ソ連のカザフスタンだろう。この国からは、ひとりだけでなく、ふたりのスケーターが出場している。そのうちのひとり、デニス・テンはフリープログラムを滑り終えた2時間後に、銅メダリストへと躍り出た。ショートプログラムで彼より順位が上だった、8人のスケーターが滑ったあとでの快挙だ。「これは母国の人たちへの、ぼくからの贈り物です」とテンは語っている。

ロシアで唯一のメダル候補だったエフゲニー・プルシェンコは、ショートプログラムの6分間練習で腰の故障を悪化させて棄権し、ロシア国内で議論を巻き起こした。

今年、アメリカの選手で表彰台に迫った者はいない。しかし、アメリカが前途有望であることは示された。19歳のジェイソン・ブラウンは最終的に9位に終わったが、フリープログラムの『リバーダンス』で、またあらたな観客とジャッジの心を魅了した。このプログラムはyoutubeで400万回近い再生回数を誇っている。(※2)ブラウンには4回転ジャンプを跳ばないという弱点があり、そのため、競争相手が高難度の構成で稼ぐ点数に達することができない。しかし、コーチのコリ・エイドによると、彼も4回転ジャンプに取り組んでいるという。

もうひとりのアメリカ人選手、ジェレミー・アボットは、フリープログラムをきれいにまとめたが、ショートプログラムでの不運な転倒があったため、12位に終わった。

※1:ショーン・ホワイト。アメリカのプロスノーボード・スケートボード選手。

※2:2014年全米選手権FS『リバーダンス』の動画は、試合後2か月足らずで430万再生だったそうです。現在は削除されています。

◆◆◆◆◆

ほんとうにお待たせしました。
宿題を終えることができて、ほっとしています。

以前、友だちへのメールに、ファンってなんなんだろう、と書いたことがあります。
ほんとうにファンってなんなんでしょう。
部屋は散らかる一方で、
家族からの視線は冷たくなる一方。
HDDはつねに容量ぎりぎりで、BDもたまる一方。
諭吉さんは流しそうめんのようにどんどん流れて、消えていき、
怪我をすれば心配のあまり、寝食も仕事もおろそかになり、
だからといって、心配しても、それがなんになるわけでもない。
よくよく考えてみれば、あれ? 幸せな時間って短……い?

それでも。
羽生選手の演技を観ていると、素手で魂を握られて、ぎゅっと引き絞られるような感覚に襲われることがあります。
幸福感とか、そういう基準では測れない、強い衝撃。
ひとによっては、それが小説だったり、映画だったり、音楽だったり、あるいはほかのスポーツなのかもしれない。
でも、私にとっては、それが羽生結弦というスケーターなのです。
ほかに代わるもののない、なにか。

NHK杯のエキシの日に、なみはやドームのホワイトボードにこんなメッセージが書かれていました。
20141206165113f12.jpg

〝次は必ず!〟

その試合まであと少し。
次でも、その次でもいいから、羽生選手の納得のいく演技ができることを願っています。
これからあなたが歩んでいく未来を、つねに眩い希望の光が照らし出してくれますように。
私たちファンが、遠くからそっと見守る、静かな月のような存在になれますように。
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[ 2014/12/07 08:37 ] 羽生結弦 | TB(-) | CM(-)

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